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八重山2006 ~石垣島灼熱地獄とまた出会い~ その五

…八重山旅行1日目…

そんなこんなで、炎天下の中、約10kmの道のりをテクテクと歩き始めた私。

歩き始めて10分としないうちに後悔。

まさに「焼ける」という表現がピッタリの紫外線。
もう、太陽の光なんてもんじゃない。紫外線です。
「そういえば、気温が一日で一番上がるのは正午じゃなくて午後二時って
小学校で習ったな・・・」とボーッとした頭で思い出す。
そんな炎天下で歩いているのは私だけ。
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ざわわ ざわわ と さとうきびだけが揺れていました。




さすがに畑にも人がいねーよ!!
皆、こんな時間帯は休んでるんだよ!!
さっきから道端にデッカイ蛙が干からびて死んでるよ!!
こんな暑さじゃ蛙も干からびるわ!!

と、何故かキレぎみになる。

通り過ぎる車も、タクシーは既に客を乗せており
レンタカーの観光客はぶっ飛ばしており
地元民は「なんでこんな時間帯にこんなとこ歩いてるのかね~??」と
スピードを落として、いぶかしげに炎天下の中歩く物好きを見ていく。

そこで素直にヒッチハイクなりタクシーを拾うなりすれば良かったんでしょうが、
失恋の腹いせに歩き始めた私は、意地になって歩き続けた。

「負けるもんか!」と。

だから~・・・ 誰に勝とうとしていたのか、今となっては自分ですら謎です。

とりあえず、いぶかしげに見られたときには、極力涼しげな顔をして
カメラをかまえ、道端のものを撮影。
いかにも「写真を撮りたいから、歩きたいんで歩いてるんです」という風に。

あほかー!!素直に助けを求めて乗っけてもらえ!!

そんな強がりも限界を迎え、「やばい・・・こんな暑さは高校の部活ぶりだ・・・
このままでは熱中症になってしまう・・・」と本気で危機感を感じ始めたころ、
やっと中間地点のバンナ公園に辿り着いたのでした。
「まだあと半分かよ・・・」と死にかけながら。
by hanahana_81 | 2006-08-23 22:37 | 石垣竹富2006夏
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